農業をしながら、地域活動にも力を注ぐ。
加納 弘光さん Iターン
こんにちは!
移住・定住コーディネーターの磯田です。
今回は、Iターンで奥出雲町に来て、果樹の栽培や販売などをしておられる加納弘光さんに
お話を伺いました。
プロフィール
加納弘光(かのうひろみつ)
広島県安芸津町出身。地元の高校を出た後、島根大学に入学する。学校の得意科目が生物だったり、当時バイオテクノロジーが流行っていた影響もあり、農学部の果樹専攻で本格的に農学を学ぶ。
「農業を仕事にできたらいいな」という思いがあり、奥出雲町で農業研修を2年受ける。
その後、農業研修で一年先輩の会社《さあやファーム》に入り、お米や野菜の栽培・収穫・出荷・販売など、農に関わる様々な仕事を行っている。
※さあやとは、「しようや」の言葉からきているそうです。
今はどのようなものを育てているんですか?
最初はお米やキャベツ、葉タバコなどを栽培していましたが
今は、花の苗もの、お花、シャインマスカットを育てています。
2年に1度、鳥上小学校の3~4年生が、課外学習でシャインマスカットの育つ様子を見学に来るそうです。
さあやファームのシャインマスカット、私もビニールハウスの中で食べさせていただいたことがあるのですが、甘くてジューシー、ぷりっぷりでとってもおいしいんです!また食べたい~!
さあやファームの魅力やPRをお願いします
みなさんのおかげで今年で20周年を迎えます。
品物はいいものを作っている自信があります。たくさんの方に、さあやファームの商品を手に取ってもらいたいです。
さあやファームで生産された苗ものやシャインマスカットなどは地元の産直市場で購入できます。
加納さんは、農家さんが作った野菜などが買える“よこただんだん市場”でも働いていらっしゃいます。
直接お客さんの顔が見える産直市場で働くことで、消費者とのコミュニケーションをとり、そこからまた「喜んでもらえるものをつくろう」という意識が高まるそうです。
商品を丁寧に並べる加納さん。手早くきれいに並べます。
お客さんとコミュニケーションをとりながら販売されています。
地域活動ではどんなことをされていますか
今年は体育委員をしているので、運動会を企画しています。
消防団にも入っていたり、地域づくりのスタッフもやっています。
今は、「たたらの灯り」という追谷集落で盛り上げようとしているイベントに力を入れています。
※たたらの灯りとは
10,000本の灯りが、追谷集落の棚田をライトアップ。
やさしく暖かく灯された風景が楽しめます。
2019年10月12日(土)~11月9日(土)
☆10月12日、13日は新米 源流仁多米おにぎりを無料配布!(なくなり次第終了)
これは行くしかないですね!
☆フォトコンテスト(募集テーマ:追谷集落たたら製鉄で栄えた日本遺産の風景 棚田、御神木のカツラ、鉄池、卜藏庭園などなど 詳細は0854-52-1100までお問い合わせ下さい)
☆ライトアップ点灯(イベント期間中毎日・薄暮~4時間程度/仁多郡奥出雲町竹崎878追谷地区 駐車場 Cafe TATARANOIEをお使いください。
☆収穫祭テント村(10月12日・13日午後3時から開催 会場/大龍寺 おこわ、ぜんざい、平もち、手打ちそば、綿菓子ビール、日本酒、シャインマスカット)
☆今までの入賞作品を展示した写真展(期間中毎日展示 11時~21時まで 展示場所/Cafe TATARANOIE)
☆田んぼDEお楽しみコンサート(10月12日17:30~ はぴねすバンド)
☆わくわく棚田のお話会(10月13日17:30~ 笑笑本舗)
☆ワークショップ(10月13日16:00~フェルト手芸品つくり体験「チクチクワークショップ」)
様々な催し物もありますので、ぜひ遊びにいらしてください。
運営・問合せ先/たたらの灯り実行委員会(代表:武藤)大龍寺(0854-52-0756)
加納さんのように、仕事をしながら地域と共に生きるのもよいのではないでしょうか?