田舎だからできる交流の場づくり
みなさんこんにちは!
移住・定住コーディネーターの磯田です。
今回は、上三所にある宿泊施設「JECK」を運営する李さんの
田舎だからできる交流の場づくりや、それに対する熱い思いを取材してきました。
李 蓮玉(り よんおく)
80年代半ば、来日。
韓国の大学を卒業後、早稲田大学文学部に入学。
卒業後3年間ソウルに戻り、大学で日本語を教える。
日本で出産し、日本・韓国・オーストラリアなどで娘さんを育てる。
その後は埼玉で過ごし、娘さんがスイスに行ったのをきっかけに
「自分も居場所を見つけたい」と思い、UIターンフェアで奥出雲町と出会う。
地域おこし協力隊に応募し、奥出雲町へ移住する。
その後「奥出雲町でコトバの旅をしよう」をコンセプトに語学の学び場“JECK”を立ち上げる。
-奥出雲町に移住しようと思ったきっかけは何ですか?
娘がスイスに行ったのをきっかけに
「自分も居場所を見つけたい」と思い、にほんばし島根館で開催されたUIターンフェアに行きました。
そこで出会ったのが奥出雲町です。
当時、移住や定住のコーディネートを担当していた担当者から、
地域おこし協力隊の応募を勧められ、応募しました。
担当者に背中を押され、
勇気を出して応募してたら、合格しました。
― 奥出雲町に移住してよかったと思うところはどんなところですか?
以前住んでいたオーストラリアと似ていたところです。
いつか、こんな田舎に住みたいと思っていました。
こんなリッチ(空気がおいしいし、モノもおいしい)な生活していいのかなと
思ったぐらいです!
― どんな仕事をされていますか
インバウンドに特化した宿泊施設を運営しています。
自分が勉強した「語学」というものを活かしたことをやりたいと思い、
語学合宿をするための宿泊施設をつくりました。
JECKは、
Japanese
English
Chinese
Korean
の頭文字をとってつくった名前です。
様々な語学を使って、「泊まりに来た人と人との交流」が生まれるような空間を
つくっていきたいと思っています。
JECKが目指すのは、語学を勉強するのではなく“自然に言語を楽しんでほしい”という
ところです!
― 趣味は何ですか?
歩いたり、走ったりすることです。
尾原ダムを一周して、そのあと佐白温泉 長者の湯に浸かってリフレッシュしています。
― 将来の目標をおしえてください
これから地方に足を向ける多くの外国人のために役に立つ、インバウンド関連の翻訳に力を入れたいです。
そして、ゲストハウスをもっと充実させたいです。
充実させるためには、1人では無理なので、運営に地域の方の参加をお待ちしております。
JECKはキッチンも自由に使えるので、女子会やイベントなどにもってこいです!
運がよければ、李さんお手製のバナナのスイーツが食べれるかもしれません!
みんなでチヂミパーティーもしたいとおっしゃっています。
JECKで楽しい時間を過ごしてみませんか?
大人数にも対応できる宿泊部屋
自由に使えるキッチン
ゆったりとした室内
広々空間で、語学の勉強にも集中できそう
心地よい風と、おいしい空気の中にたたずむ
宿泊された方の感想
・窓から、昼はふきのとうが、夜は満天の星が見え、本当にステキでした。また、企画に合わせて食事の時間や内容も相談にのってもらえるので、本当に助かりました。
・メインの観光だけでなく、奥出雲の情報を教えていただいたり細かい道の案内やおすすめポイントを教えてもらえ、とても楽しかったです。
・清潔な部屋とリネン類、そして李さんの温かいおもてなしが待っていました。さわやかな朝日が差し込み、窓いっぱいに棚田が広がっていました。そこでは最高級ブランドの仁多米が育てられます。収穫後とはいえ、そのダイナミックな景観に圧倒。李さんがこの景色に惚れて物件を決めたこと、妙に納得してしまいました。
・奥出雲の棚田を見に行きました。JECKさんは目の前に棚田が広がるのんびりと寛げるお家です。李さんのご友人と一緒に持ち込みの食材で夕食を一緒に作り、歓談しながらの夕食。食器や調味料、調理器具、すべてが揃っているので我が家のようでした。 奥出雲の夜は満天の星が降り注ぎ、真夏でも涼しく、クーラーの必要がありません。 田んぼから聞こえる蛙と虫の音、稲のよい香りは、幼少期の思い出を想起し、心地の良く寝ることができました。 李さんにはたくさんのお気遣いをいただき、快適に過ごすことができました。
場所 島根県奥出雲町上三所278-4
定休日 不定休
連絡先 TEL:0854-54-2199 E-Mail:jeck@
大人4人で、ひとり4,000円で泊まれます。1週間以上の長期割引もあります。
2人以上滞在の場合は、さらに料金が安くなります。
子供料金は小学生以下が無料です!
ホームページはこちら
https://okuizumo.org/jp/guide/detail/390/