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仁多米に惹かれて

 

今回は今年の5月に東京からIターンをされた宮﨑さんにお話をお伺いしました!

 

【プロフィール】

宮﨑 良太(みやざき りょうた)さん

鳥取県鳥取市出身 38歳

大学進学を機に上京し、様々な仕事の傍ら

劇団等で役者として活動

令和4年5月6日に奥出雲町へ移住

有限会社コスモ21で産業体験を開始

【移住されるまでは東京で何をされていましたか?】

大学進学をきっかけに東京に移住し、十数年過ごしました。

大学4年生の時に、周りが就職活動をしているなか、自分はその後の進路を決めかねていました。

自分にとって前からやってみたいと思っていたことは何かと考えた時に、お芝居をしたいと思い、

いろんな劇団などのオーディションを受けに行き、大学卒業後、仕事の傍らお芝居を続けていました。

 

【今回奥出雲町へ移住を決めたきっかけは何ですか?】

当時所属していた劇団に、奥出雲町出身の友人がいて、数年前その方が結婚されたときの披露宴で、仁多米がふるまわれました。

その時に初めて食べた仁多米のおいしさに衝撃を受け、おなかがいっぱいの状態だったにもかかわらず、すごい量食べました。それぐらいおいしかったと覚えています。

ここ数年コロナウイルス感染症の影響で、舞台の公演も減少し、いろいろと考えるうちに、ふと友人の披露宴で食べた仁多米のことを思い出しました。

あの時受けた衝撃がずっと頭に残っていたことから、仁多米にどんな形でもいいので、関わりたいと考えるようになったのがきっかけです。

それから友人にも相談したりする中で、地元で仁多米を生産しているコスモ21さんの話をお伺いしていました。

そこで奥出雲町役場に電話し、4月の中旬に1泊2日の奥出雲お試し暮らし体験に参加させていただき、移住することになりました。

↑奥出雲町では1泊2日のお試し暮らし体験事業を実施しており、宿泊費上限5,000円の補助を行っております。

お申込みはこちらまで→https://okumemo.jp/demo

 

【移住するまでかなりスピーディーでしたね笑】

まさか自分もこんなに早く移住を決めるとは思いませんでした笑

今年の年明けに役場に連絡をした時には、コロナウイルスが全国でも感染が再拡大していたので、落ち着いてから奥出雲町へ一度行くということになり、ようやく4月16、17日の1泊2日で行けたと思ったら、その半月後には移住していました。

自分よりも周りの方たちが色々とスピーディーに動いてくださって、あれよあれよという間に決まりました。

最初は仁多米生産に何らかの形で関われればいいかなというような感じでしたが、「勢い」で決めました笑

 

【移住をされてからはどうですか?】

『最高』の一言です。

ごはんもそばも野菜も肉も食べるもの全部おいしいです。人もとても温かい人が多いです。

これからいろんな人とお話をしたり関わりを持っていくことができればと思います。

仕事では田植えと代掻きを手伝い、今は草刈りをやっています。仕事がとにかく楽しいです。

また、現在島根県のふるさとしまね定住財団が実施している「UIターンしまね産業体験」※という制度を利用させてもらっていますが、移住の相談をするまではこのような制度があることを知りませんでした。

今後移住を考えている人で、農業等をやりたいと考えている人にはとてもおすすめです。

 

※UIターンしまね産業体験 

公益財団法人ふるさと島根定住財団が島根にUターン・Iターンし、農業・林業・漁業・伝統工芸・介護分野の産業を体験する場合に、滞在に要する経費の一部を助成する制度です。

UIターンしまね産業体験【くらしまねっと】しまね移住情報ポータルサイト (kurashimanet.jp)

 

↑草刈りの様子

 

【今後の目標などはありますか?】

自分でも野菜の栽培にチャレンジしたいと考えています。

仕事では米を作っていますが、米だけではなく、いろんな野菜づくりも勉強したいです。

農業については学ぶことがたくさんあるので、いろいろなことを吸収していきたいです。

また、友人等が奥出雲に来た時には、ここの風景や地元の食材を味わってもらい、奥出雲っていいところなんだと感じ取ってもらえたら嬉しいです。

 

【奥出雲町で好きなスポットはありますか?】

馬木に住んでいますが、家の近くから見える田んぼの風景が好きです。

仕事終わりに馬木の景色を見ながらビールを飲むのが好きです。

これからは蛍も見ることができるということなので、季節の移り変わりも楽しみです。

↑馬木の田園風景

UPDATE 2022.06.30

Person

宮﨑 良太さん

取材:安達知寛

5月に移住された宮﨑さんにお話をお伺いしました。 初めて仁多米を食べた時の衝撃が忘れられないということから役場に相談があり、 半年もしないうちに移住を決められました。 移住までがかなりスピーディーでこちらもとてもびっくりしました。 自分で栽培したお米を食べたらさらに感動されるんじゃないかと思います。 取材にご協力いただきありがとうございました!