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鬼滅の刃ファン必見!1200年の歴史を誇る鬼神神社

こんにちは!町外ライターのさとみんです。
DEEP過ぎる神話の地、奥出雲のディープスポットをご紹介します!

流行りに乗っかって、鬼滅の刃に絡めて記事を書いていく所存です。
作者様はもしかして奥出雲のこと好きなんじゃ、、、
と思っちゃうくらい気になるワードが奥出雲町にはたくさんありますね。
【鬼】【玉鋼】【刀】【ヒノカミ】【神楽】などなど。

とりあえず、鬼滅の刃といえば【鬼】なので。

鳥上地区にある、名前に鬼がつく神社をご案内します。
どんな神社なのでしょう!

『鬼神神社(おにがみじんじゃ)』
五十猛命(イソタケルノミコト)素盞嗚尊(スサノオノミコト)が御祭神です。
本殿は大正7年の遷宮の時に建て替えられたそうですが、神社としての歴史は記録によると1200年近くもあるようです。
神楽殿もあり、かつては神楽が舞われていたそう。
今、鬼滅の刃で『ヒノカミ神楽』なるキーワードもあるし、鬼神神社でも神楽を見てみたいものです。

本殿の左後ろには小さい石の神様が6体お祀りされています。

神社裏の山にはイソタケルノミコトのお墓とされる古墳があります。
150メートルくらいのちょっとした登山をすると到着できます。
 
日頃の運動不足をとっても感じます。

神社の入り口には巨石があります。

この岩、岩船大明神として祀られており、
なんとスサノオと息子のイソタケル、娘の二女神が乗ってきた埴船(土で作った船)が岩化したものなんだそうな。
(日本書紀にはスサノオは新羅から鳥上峰(船通山)に至ったとある)
新羅からってことは海を越えてきてるし、神社の周りはものすごく山なので、どんな風に移動してきたのか、UFO的な感じで動けるのか、いろいろ想像したくなります。
地上に出ている2メートルくらいの部分はほんの一部で地下は数メートルにもおよぶそうなので、4柱の神様が乗っても安心の広さがあったようです。

鬼神なんて、怖そうな名前がついてますが、なぜなのでしょうか。。。
御祭神は、霊力絶大で鬼神 伊我武大明神と称えた、とあるので強さを鬼に例えたのか?
イソタケルは”木の神”でもあるので、”鬼(き)の神”に変化したのか?
漢字に猛が使われているので、すっごく強い神様なのでしょう。

ところでスサノオはこの鳥上の地に降臨した後、ヤマタノオロチを退治し、稲田姫と結婚して、めでたし、というストーリーがあります。。。
現代の人間の感覚だと、子供3人連れてきてたけどいろいろ大丈夫なの?とか思うところはありますが、神様なのでいいことにしよう。
スサノオが降臨したと言われる船通山には斐乃上温泉(ヒノカミ)があります。
鬼神神社から車で10分弱くらい。
日本三大美肌の湯と言われる、素晴らしいお湯の温泉です。
宿泊と日帰り入浴もあるので、鬼滅の刃の主人公たちが休息した藤の花の家紋の家のエピソードのように、疲れた体と心を癒しに温泉に行くのもぜひオススメです!

鬼滅の刃に出てくる人を襲う鬼ではないですが、奥出雲のDEEP鬼スポットをご紹介しました。

UPDATE 2020.11.10