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奥出雲で味わう「毎日が新しい日」

石原 真琴さん

プロフィール
島根県松江市出身
2020年に奥出雲町布勢地区へIターン
2024年に発酵と地産地消をテーマにしたおやつとごはんのお店「日日新(ひびあらた)」をオープン。
2025年より上三所で実店舗を構える。

ー移住のきっかけを教えてくださいー
主人の生まれが布勢地区で、以前から子育ては地元でしたいという思いを聞いていましたので、結婚した時から、将来は奥出雲町に住むんだな、と想像していました。子どもの出産を機に家を建てる話になり、奥出雲に生活の拠点を移す運びとなりました。前の住まいが隣の雲南市だったこともあり、すごく大きな決断をして越してきた…という感覚はあまりなかったように思います。

ー移住後の暮らしはどうですかー
奥出雲の良さは、まず生活音が気にならないところです。実家は松江駅の近くで、マンションが建ち、人の往来も多い場所です。耳が過敏なこともあり、ストレスを感じることもあったのですが、奥出雲ではそれが全くなくて、本当に住みやすいと感じています。カエルなど自然の音は気になりませんね。雪の大変さはありますが、暮らしの中で「すごく不便」と感じたことはあまりありません。

移住して間もなくは近所を歩いていると、地域の皆さんから声をかけられることが多かったです。石原姓は奥出雲では多いのですが、すぐに「ああ、●●さんのところかね」と返ってきて、地域のつながりに驚きました。お店にもよく来てくださったり、地域の駐車場を貸していただくなど、様々な面で支えていただいています。

ーお仕事について教えてくださいー
コーヒーやスコーンなどのお店をしています。焼き菓子の焼成から提供、仕込みや買い出し、SNSの更新など、全て一人でやっています。営業日は金曜日と不定期に土日祝で、子育てをしつつ、無理のない形で経営をしています。おすすめは全粒粉のスコーンです。素朴ですが、噛めば噛むほど味わいがあります。塩こうじを使ったカヌレも人気商品です。

ー開業のきっかけを教えてくださいー
前職は松江のイマジンコーヒーで10年近く働いていました。もともと独立したい気持ちがありました。子どもが生まれたタイミングで退職したのですが、現場を離れてみて「やっぱりこの仕事が好きだな」と改めて感じました。奥出雲でもコーヒーの仕事がしたい、それなら、まずは自分ができる形でやってみよう、と思ったのが始まりです。家族も「良いね」と背中を押してくれました。
当初はお店を持たず、町内外の様々な場所で出店していました。出店は現在も続けており、ライブ感があって楽しいのですが、だんだん「安心して来てもらえる、ほっとしてもらえる、自分の場所を作りたい」と思うようになりました。約1年かけて拠点を探し、現在の場所を選びました。

お客様とやり取りする時間が本当に楽しくて。出店の時に出会った方が常連になって足を運んでくださったり、中には毎週のように立ち寄ってくださるお客様もいます。「今まで食べてきた中で一番おいしい」と言ってくださったり、スコーンの保存方法を聞いてくださったりするのもとても嬉しいです。ご要望もいただき、この春からはモーニングの計画も立てています。

ーあなたにとって幸せは?ー
「日日新」という店舗名には、「毎日が新しい日」「毎日、新しい気持ちで」という意味を込めています。昨日と同じ一日でも、コーヒーの香りや、人との出会いや誰かの一言で景色が変わると思っています。その小さな「新しさ」を味わえたとき、そしてそれをお客様に提供できること、これが私にとっての幸せです。

ー今後の目標を教えてくださいー
まだお店を知らない方が多く、お客様からも「いつやってるの?」と聞かれることも多いので、沢山の方に届く形で周知をしていきたいです。店舗のほうも、くつろいでいただけるよう、2階には座席も設けています。お子さん連れのお母さんから、高齢の方まで、様々な方に来ていただける場所にしていきたいと思っています。

▲日日新さんの情報はこちらから
 インスタグラムURL:https://www.instagram.com/hibi_arata_/

2026.03.20