「子どもの日焼けがうれしい」広島から奥出雲町へ、家族で始めた新しい暮らし

小早川 正直さん・萌さん
プロフィール
正直さん:広島県呉市出身
萌さん :島根県松江市出身
2025年3月に奥出雲町へUターン
ー移住のきっかけを教えてくださいー
正直さん:子どもがのびのび過ごせる環境を望んでいて、将来は奥出雲で暮らしたいと思っていました。長男が小学校に入学する前に地域に慣れておきたい気持ちもあり、このタイミングで移住をしました。
萌さん:私は高校時代を横田で過ごし、当時もこの家で暮らしていました。もともと身近な地域ということもあり、移住について心配ごとも少なかったです。
ー移住前の暮らしを教えてくださいー
正直さん:広島での暮らしを振り返ると、便利さはありますが子育ての目線で見たときに遊ぶ場所が限られていたり、保育園の園庭が今取材を受けているこの部屋(8畳)くらいの広さしかなくて。
萌さん:アパート暮らしだったこともあり、あまり大きな声を出せなくて。子どもが元気にすればするほど気を遣うような日常でした。

ー移住後の暮らしを教えてくださいー
正直さん:最初は苦労する部分もあるだろうなと思っていたのですが、本当に周りの方によくしていただいています。住居は町の住宅整備補助金を活用させていただき、修繕を行いました。夏の夜でもエアコンなしで寝ることができ、自然の涼しさは本当に贅沢ですね。奥出雲に来てから四季をより感じられるようになりました。家には田んぼもあり、今年は田植えと稲刈りも経験しました。
萌さん:私の両親と一緒に暮らしています。もし私たちだけだったら大変だったと思います。子どもが自転車に乗れるようになったことなど、子どもの成長を夫婦だけでなく、両親に見てもらえることはとても嬉しいです。
正直さん:仕事は妻の両親に紹介していただきました。まだまだ方言には慣れず、出雲弁がドイツ語に聞こえる日もあります(笑)お米の季節になると、職場ではその話で持ちきりになることも驚きでした。
正直さん:困ったことは契約していた携帯の電波が入らず、別の会社に変更をしました。
萌さん:病院受診は以前は予防接種が予約不要だったのが、今は予約が必要な場合が多いです。ただ、それがすごく不便かと言われるとそうでもなく、自分の感覚と違うことがあるな、という印象です。
ー子育ての環境はどうですかー
萌さん:広島では家の中で過ごすことが多く子どもの肌が白かったんですが、こっちに来てからすぐ日焼けをして。同じ園に通う子どもたちも、とても元気で健康的な印象です。休日は三成遊園地へ出かけたり、夏はわくわくプールへ行ったり。長男は剣が好きで、剣道のスポーツ少年団に入団しました。幼児園の送迎などで高校の同級生を見かけるようになったことが、ちょっとした楽しみです。私の職場は子育て認定事業所でもあり、子どもが熱を出しても当たり前のように「休んで良いよ」と言ってくださるので本当にありがたいです。
正直さん:長男は奥出雲の暮らしがすごく合っています。おじいちゃんの畑仕事について行き、「あれ取ってきて」と言われたら道具を取ってくるなどお手伝いができるようになりました。たくましくなったと感じます。初めてモグラを見たり、猫がネズミを捕ってきたり。自然が生活の中に溶け込んでいるのも心地よいですね。

ーあなたにとって幸せは?ー
正直さん:家族がみんな笑顔のときが幸せです。子どもの成長が見られる瞬間ですね。下の子がしゃべった瞬間とか。
萌さん:二人がくっついて、けたけた笑っているのを見る時です。幼児園の発表会では、子どもの成長を感じて思わずウルウルしてしまいました。最初はダンスができなかったのに、ハキハキしゃべって大きい声で歌って頑張っていました。ごはんを家族で囲んで食べられる時間が増えたことも日々の幸せです。
