そこにあるものを活かす。
循環する暮らしを目指して。
山田洋介さん Iターン
こんにちは!地域づくり推進課の安達です!
今回は三沢で蔵を改修した宿泊施設「蔵宿うずまき」をオープンされる山田洋介さんに
お話をお伺いしました。
【プロフィール】
山田 洋介(やまだ ようすけ)
神奈川県横浜市出身
高校卒業後10年間東京でイタリア料理を学び、東日本大震災をきっかけに沖縄に移住。
移住後、農園で働きながら出張料理の提供を行う。
自分の拠点を作るために2020年8月に奥出雲町に移住し、身の周りにある物を活かす事がテーマの
「蔵宿うずまき」を三沢で上金 理紗子(かみがね りさこ)さんとともに7月中旬オープン予定。
上金 理紗子さん(左)と山田 洋介さん(右)
【奥出雲町を知ったきっかけは?】
沖縄で自分たちで米麹を作り、それを使った調味料を使用した料理を出張料理などで提供していました。
知人を通して知り合った奥出雲の方から米麹を作るための米を購入するようになったのが奥出雲町を知ることになったきっかけです。5年前にその奥出雲の方に会いに行く機会があり、その時に初めて奥出雲町に来ました。
田んぼが広がり、水がとても豊かなところだという印象を持ちました。あぜ道に普通に山菜が生えているところを目の当たりにし、ここはほんとに素晴らしい場所だと思いましたが、その時には奥出雲町に移住するなんて考えてもいませんでした。
【奥出雲町へ移住を決めた理由は?】
沖縄で事業をしながら、土地も畑もかまども作れるような物件を色々と探しているうちに山口県にあった酒蔵の跡地が目に留まりました。そこに決めようと考えていましたが、結局そこへの移住は叶いませんでした。
そのことを前述の奥出雲町の方へ相談したところ「じゃあ、こっちにおいでよ」と言ってもらい、その後空き家バンク制度を通していい物件と巡り合ったことから奥出雲町への移住を決断しました。
【実際に奥出雲町へ来てみてどうですか?】
食材がとても豊富だと感じました。たけのこ、山椒、わらび、ぜんまいなどそこら中に普通に生えていて
「身の周りにあるものを活かす」という「うずまき」のテーマにとても合致している場所だと思います。
また、近所の人もこっちが申し訳なくなると感じるくらい良くしてくださって、移住してよかったという思いが日々大きくなっています。
【「蔵宿うずまき」の由来はなんですか?】
うずまきのマークから回ってめぐる「命の循環」というようなものを感じ、
身の周りにあるものを活かして生きていくというテーマにぴったりだと思い付けました。
↑Facebookのプロフィール写真より
【これからこんな風にしてみたいなという思いはありますか?】
うずまきを通し、人それぞれ内に持っている思いを馳せ、おいしい地元の食材を味わって、
豊かな自然を堪能し、こころを癒してもらえたらと思います。
また、地下室があるんですけど、そちらは結婚式の二次会やお祝いの食事会・パーティー会場として
使ってもらえたらと思っています。
宿から最高の景色を味わうことができるので、宿泊の際は早い時間にチェックインしてほしいです!
↑地下室 竹や木の枝を活かした空間が広がっていました。
【奥出雲でのお気に入りや紹介したいスポットはありますか?】
宿の「離れの縁側」が特におすすめです。あとは家の近くの「杉林」です。
とても迫力のある杉のトンネルのような場所があるんですけどそこは通るたびにすごくいいなと感じます。
「離れの縁側」から見る田んぼの風景や「蔵」からみる竹林、雰囲気のある「五右衛門風呂」、隠れ家的な「地下室」など、とても素敵な空間を拝見し、私自身すっかりその魅力の渦に巻き込まれてしまいました!
「蔵宿うずまき」は7月中旬オープン予定です!オープンの際はまたこのサイトで紹介いたします。
地元の野菜・ジビエなどの天然食材を使用したコース料理も楽しめるということでオープンが楽しみですね!
1日1組限定ということなので、皆さんもぜひゆったりと最高の癒しの渦に巻き込まれてみてください!
蔵の中 こだわりがたくさん詰まっています
気になる方はまずFacebook・Instagramをチェック!
ご家族やお友達にもぜひ紹介してみてください!
蔵宿うずまき(7月中旬オープン予定)
島根県仁多郡奥出雲町鴨倉643
電話番号:080-5069-2515
蔵宿うずまきFacebook URL 蔵宿うずまきInstagram URL
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