小さな古民家で「錆 sabi」を魅せる。
こんにちは♪
移住・定住コーディネーターの磯田です。
めっきり寒くなってきましたね。。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
風邪などひかれないように、気をつけていきましょうね。
さて今回は、元地域おこし協力隊で、現在はギャラリーのオーナーをされているヨコタヤスノリさんに
お話を伺ってきました。
プロフィール
ヨコタヤスノリ
兵庫県出身。東京の広告会社で20年ぐらい働く。
その後ロンドンへ行くが、また日本に帰ることを決める。
―どうして奥出雲町に移住しようと思ったのですか
「日本で住むならやっぱりローカルだな」という思いがあったので、
しまねUIターンフェアに行きました。
奥出雲町ブースで話を聞いていると、ちょうど地域おこし協力隊の募集がやっているということを知りました。
興味を持ち応募し、奥出雲町地域おこし協力隊として採用されました。
奥出雲町には自分と同じ名字の「横田」という地名があるというのも気に入りました。
―地域おこし協力隊としてはどんな活動をされていたんですか
「古い家を構ってみたい」と思っていたところ、空き家バンク制度があるのを知り、今のギャラリーになる古民家を紹介してもらいました。ここは昔、床屋さんだったようで、昔ながらの佇まいをそのまま活かしました。
奥出雲町のリノベーション建築を得意とする設計士、宇田川さんにご協力いただき、3年かけてようやくギャラリーが完成しました。
“ 一緒に遊びながら設計を考えてくれる ” 宇田川さんに本当に感謝しています。
3年間、町外や県外へ渡り歩き、ギャラリーで置いてもらえる作品の作家さんとのつながりを作っていました。
奥出雲町の人と、さまざまな地方の作家さんとの関りがつくれるかな。と思ったんです。
錆びたもの、古びたものたちを飾っています。
時間を経て「錆びたもの」は、趣があり、とても愛おしく感じられます。
2020年11月21日(土)~11月23日(月)の3日間、
このギャラリー「dar okuizumo works+gallery」と「横田郷土資料館」で
サビテンという企画展を開催します。
錆びたものって、人から見たらガラクタにしか見えないけど
僕からするとアートなんです。
手をかけたのもを置いていきたいと思っています。
町内にある錆びてるものをリメイクして放つ。
これに反応してくれる人がいるかどうかを見たいんです。
dar okuizumo works+galleryは、今までに感じたことのない不思議な空間でした。
「錆び」に対して興味を持ったことのない私でさえも、ヨコタさんが集められた作品たちに心を惹かれました。
今回、何枚か写真を載せましたが、カメラでは収まりきらないぐらいの世界観が待っています。
あたらしい価値観を探しにdar okuizumo works+galleryへ足を踏み入れてみてはどうでしょうか。
〇dar okuizumo works+gallery 島根県仁多郡奥出雲町下横田412
土日祝開店(冬季休業予定)
電話番号050.3709.2241
ウェブサイトdarokuizumo.com
〇横田郷土資料館 島根県仁多郡奥出雲町下横田474