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奥出雲町で安心・安全なお米を作りたい!

こんにちは。移住・定住コーディネーターの磯田です。
今回は、奥出雲町にIターンして無農薬のお米づくりに携っていた小林千穂さんにお話を伺いました。

小林 千穂(こばやし ちほ)
東京都出身。東京農業大学に進んだ後、製薬会社の子会社に就職。
母の実家が岩手にあり、子どもの頃からよく行っていたため、田舎暮らしに興味を持つ。
花屋に勤めたり、青年海外協力隊として中央アジアのキルギスでホームステイを経験したことで、より一層田舎暮らしへの憧れが高まり、2018年に奥出雲町へ移住する。

 

どうして奥出雲町にIターンしようと思ったのですか?
妹の夫が島根出身で、仁多米やのどぐろをよく送ってくれていました。
私はその仁多米をとても気に入ったので「このお米が作りたい!」と思いました。
その後、ふるさと島根定住財団の方に“ えっちゃん農園 ”での産業体験を勧められ、
1年間、農作業のお手伝いをさせてもらいました。

※えっちゃん農園の記事は→こちらで見れます

えっちゃん農園で産業体験をされていかがでしたか?

最初は、自分が米づくりができるか不安でしたが、何とか乗り越えられました。慣れていない作業は大変ですが、自分のペースでできるのが農業のいいところですね。
お米づくりは、こだわりを持てば持つほど難しいです。
えっちゃんこと渡部悦義さんにアドバイスをもらい、田作り(にぼし)とにがりを入れて育ててみました。そうしたら、虫もほとんどついていなくて粒の揃った、とてもいいお米ができたんです。
お米が喜んでいるように感じました!

 

 

奥出雲町の魅力って何だと思いますか?

いい温泉がたくさんあるところです。私のおすすめは斐乃上温泉。お肌がつるっつるになります。

斐乃上温泉(日本三大美肌の湯にえらばれていて、古くから奥出雲の秘湯といわれてきた温泉地です)

 

 

それから、野菜がおいしいところ。よこただんだん市場や仁多特産市でも買いますが、近所の方からいただくこともあります。採れた山菜で保存食を作っておくのも楽しみのひとつです。


仁多特産市(農家さんの採れたて野菜や平飼い卵など、おいしい商品がたくさん並んでいます!)

 

 


今後の目標を教えてください。

子どもたちにも安心して食べさせられる安全な無農薬のお米を作りたいです!
未来の子どもたちが健やかに育つように地球環境の循環をよくしていきたいですし、
そういった意識をひとりでも多くの方と共有していけたら嬉しいです。

UPDATE 2020.02.17

Person

小林 千穂さん

Editor

磯田 菜保子