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奥出雲のソウルフード、 焼きさば!

こんにちは。町外マガジンライターのたまぞうです!
旦那さんの実家がある、奥出雲町。
帰省して、みんなが集まる食卓で
つついて食べる「大黒屋の焼きさば」が
なんと美味しいことっ~~!
お酒が進みます(*^^)

長崎出身の私にとって、
さばがまるで川魚の様に
竹串にさされて出てきたのを初めて見たとき、
とても衝撃でした。笑
焼きさばって、半身や切り身で塩ふって
出てくるもんじゃないの?
なんと、豪快!

1匹がとても大きくて、炭の香ばしい匂いがしみ込んで
それでいて、ジューシー。ふっくらとした身をほぐして
醤油やポン酢をかけて食べる。
(もちろんそのままでも炭の香りがして美味しい♪)

 

 

↑竹串を取った状態

家でさばを買ってグリルで焼いて食べるのも
もちろん美味ですが
なかなか火加減が難しい。。
焼きすぎればパサパサになってしまいますよね。
ほんと、どうやってあの味と風味と触感を出しているのか
不思議です。。

そもそも、焼きさばは奥出雲地方のソウルフードであり
保存食。
冷蔵庫がない時代、
昔は生の魚が奥出雲町まで届くことは難しく
(生魚の限界点は木次だったそう)
昔は、たんぱく源を確保するために工夫が必要でした。
野ウサギ等山の生き物を取ったり、
サメ(ワニと呼称されることも)を食べたり、
魚を食べるにも加工が必要で、サバと言ったらもっぱら塩サバだったのでしょう。

それにしても、よくぞこんなに美味しいものが生まれ
その食文化が残ってくれていると思います。

松江にいた時はスーパーでも手に入って
たまに買っていましたが
いつもお義母さんが用意してくれる
「大黒屋」さんの焼きさばは大違い。


↑鮮魚店で焼いていることもあります

魚屋だということもあるかもしれませんが
やはり焼き加減にも秘密があるのかもしれませんね。
(今度帰った時に聞いてみます)

↑この看板が目印

■大黒屋魚店 ※お持ち帰り専門
・電話番号 0854-52-1013
・住所 島根県仁多郡奥出雲町横田668
・予算 1本1300円くらい(大きさによる)
【注意】
日曜は閉まっていることが多い
必要な場合は焼いて頂けますが、炭起こしの時間が
あるので、早めに電話して予約した方が確実とのこと。

UPDATE 2018.11.20