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奥出雲を第二のふるさとへ
〜自分らしく暮らせる環境との出会い〜

【プロフィール】 

安田彩夏さん(27) 

出生地:福島県白河市 7歳から東京都に在住                                                     

理学療法士を目指し専門の大学へ進学。卒業後、病院や介護施設での現場経験を経て、一般企業へ転職し組織運営の仕組みを知る中で教育の重要性を感じ、現在は医療系学生のキャリア支援に携わる。

 

現在のお仕事内容と始めたきっかけについて教えてください。            

主に医療系学生のキャリア支援に携わらせていただき、資格取得後の将来像ややりたいことを一緒に考えていく伴走者として活動しています。具体的にはインターンシップのコーディネーターやWEBメディアの運営をしております。                       

理学療法士に興味を持ったきっかけは、お母さんに肩もみを褒められたことです。 笑
人に喜んでもらう経験が印象的だったのか大人になってからも褒められた時のことをよく覚えています。
また高校生の頃、部活動で試合前後の選手に対し、ストレッチやマッサージを手伝う機会が多くありました。肩揉みやマッサージで必要とされる「手」を使って人の役に立てる仕事をしたいと思い理学療法士になる道を選びました。

病気を患った方や高齢者、障害を持った方など幅広い人に関われることも魅力的でした。   

※理学療法士…障害や病気を患った方が自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職
参照)https://www.japanpt.or.jp/about_pt/therapist/

 

奥出雲町に出会ったきっかけを教えてください。                                 

最初は仕事の関係で奥出雲町に来ました。NPO 法人ともにさんの移動販売に同行させていただく機会があり、医療人材が普段から地域活動に関わる重要性を改めて感じました。

仕事だけでなく毎月奥出雲町に通っており、2022年8月には三沢祭りのお手伝いをさせていただきました。より多くの地域の人と関わることで、もっと地域のことを知りたい、自分も地域の一員として生活をしてみたいと思うようになりました。

移住を考えるほど奥出雲町を気に入った理由を教えてください。

奥出雲町に来ている時の自分が、一番好きな自分で居られると感じたからです。

仕事のために東京から通っている中で、『東京にいる時の自分』と『奥出雲にいる時の自分』の違いに気づき始めました。 東京だと仕事のことで頭が一杯になり気を張ってしまったり、仕事ばかりで生活が後回しになってしまいがちでしたが、ここでは自分らしく居られて、自分の強みも活かせるかもしれないと思いました。奥出雲で出会った人の雰囲気や自然に溢れた環境、暮らしの中で関わり合う人々との距離感が心地いいんだと思います。

移住を考える中で悩んだポイントなどはありますか?                                                       

経験したことないものへの不安ですね。雪国とか、車社会とか、友達がいないとか。。 

都心で経験してきた生活とは全く違う新しい環境で暮らす漠然とした不安や資金面の不安もちょっぴりあります。ですが頼れる人ができたことはとても大きいです。毎月通ってきた中で出会った地域の人達が今では沢山助けてくれるので、みなさんに頼らせていただきながら乗り越えていけそうだなと思っています。

 

移住後はどんなことをやっていきたいですか?

今後は奥出雲町にも拠点を置いて、東京との2拠点生活をしていく予定です。

私のように県外から来た人が気軽に泊まれる場所作りをして、なんとなく自分の居場所を探している人がふと訪れられる窓口になれたらと思っています。地域の仕事も経験しながら、中山間地域で医療人材のあり方を考える研修会などを作っていきたいです。

そして奥出雲町を第二の故郷にしたいです。 自然と戯れたり、釣りをしてみたり、川遊びやの地域で育てられた野菜で食事を作ったり、農ある暮らしもしてみたいですね。今までやったことのないことに挑戦しながら、町の方々にも少しずつ知っていただけるように外へ出ていきたいと思います。                                                   

 

UPDATE 2022.11.11

Person

安田彩夏さん

Editor

石亀五郎

今後、東京都奥出雲で2拠点生活をされる安田さんにお話をお伺いしました。 これからの奥出雲での生活を楽しみにしておられました。 共感できる部分も多く、楽しくお話を聞かせていただきました。 ご協力ありがとうございました。