“新しい畳屋”になりたい
〜畳カフェを営む友塚昭二さん〜
友塚昭二(ともつかしょうじ)さん Uターン
今回は奥出雲町で畳カフェを営む友塚さんにお話を伺いました!
◯プロフィール
・お名前
友塚 昭二(ともつかしょうじ)さん
・出身地
奥出雲町八川出身
・以前のお仕事
横田高校卒業後、京都へ。
専門学校と老舗の畳屋さんにて4年間修行。
2004年にUターンし、実家の畳屋を継ぐ。
2016年に現在の畳カフェオープン。
◯奥出雲に帰るきっかけは何でしたか?
専門学校と畳屋さんの修行で丸4年が経った卒業のタイミングです。
京都生活を楽しんでいたのと、修行先からも引き止められたので、もう少し居たい気持ちはありました。
ただ、今後の両親のことが気になってきたので奥出雲へ帰る決断をしました。
◯畳カフェを開くきっかけは何かありましたか?
京都で過ごしていた頃、友達の影響でコーヒーが好きになりました。
奥出雲に帰ってきてからも、最初は事務所の2階で来てくれた方にコーヒーをサービスで出していたんです。
いろんな方に振る舞っていく中で、ある時「イベントで出して欲しい」と誘われたことがきっかけで、出張カフェに行くようになりました。
15年くらい前の当時は今ほど出張カフェをする人が多くなかったので、松江や出雲にもほぼ毎週のように行きました。
元々、いつかは自分の店舗を出したいと思っていたので、2016年に本格的に今の畳カフェをオープンしました。
◯奥出雲で実際に過ごしてみてどうですか?
居心地いいですね。もちろん雪はハードルが高いし、雪かきも大変は大変です。
けれどそれ以上に奥出雲が好きになりました。
出張カフェをきっかけに知り合いが増えていき、人をきっかけに島根が好きになりました。今となっては、自分が作ったお店に人が来てくれる。こんなに嬉しいことはないです。
◯今後の目標について聞かせてください。
新しい畳屋になりたいです。
畳屋は衰退産業ですが、畳屋が観光に関わったり、畳屋がカフェを開いてみたり。何かと組み合わせることで生まれる新しい畳屋になりたいです。
まずは自分を通して、畳カフェを通して、畳に興味を持ってくれる人を増やしていきたいです。
◯奥出雲でのお気に入りのスポットを教えてください。
茶房十五代ですね。実は店主は同級生なんです。
お気に入りのお店なので、家族でふらっと行ったりしますよ。
建物の雰囲気も良いですよね。お客さんにもよくオススメする場所です。
◯最後に一言
うちのカフェにきてもらったら、畳の良さが伝わると思います。
畳に興味のある人はもちろん、畳に興味のない人にもぜひきてください!お待ちしています!
友塚畳工店
〒699-1811 島根県仁多郡奥出雲町八川1543-1
TEL・FAX 0854-52-2379
営業時間 9:00〜18:00
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