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奥出雲での新しい生活

今回は今年の7月から奥出雲町特定地域づくり事業協同組合で働いている石原聡志さんにインタビューをさせていただきました。

 

【プロフィール】

石原 聡志さん 29歳

青森県出身

大学進学を機に愛知県へ

大学院を卒業後、住宅メーカーの営業を務める

今年4月に家族で奥出雲町へ移住

7月から奥出雲町特定地域づくり事業協同組合で就業開始

 

 

【移住されたきっかけを教えてください】

 

妻が奥出雲町出身で、もともと実家に帰るということは決めていたので、奥出雲町へ移住してきました。

「嫁ターン」※ということになります。

※奥様の実家があるところへ移住をすること

 

 

【移住される前は何をしておられましたか?】

 

大学院を卒業後、住宅関連会社で住宅営業をしていました。

もともと学生時代は建築関係に携わりたく勉強をしており、就活時に大学と共同研究などでつながりのあった企業へ就職し、営業をしていました。

 

 

【現在は何のお仕事をしておられますか?】

 

現在は、「奥出雲町特定地域づくり事業協同組合」というところで働いており、その組合員である奥出雲町農業公社で牛の飼育などをしています。9月からは奥出雲仁多米株式会社で米の精米や発送の業務を行う予定です。

 

 

【奥出雲町特定地域づくり事業協同組合とはどんな組織ですか?】

 

奥出雲町特定地域づくり事業協同組合とはマルチワーカー(季節毎の労働需要等に応じて複数の事業者の事業に従事)に係る労働者派遣事業を行う組合で、

各事業所単位でみると、年間を通じた仕事量が繁忙期と通常時とで大きく差があるため、複数の仕事を組み合わせることで年間を通じた新たな働く場を創出し、各事業所の繁忙期に働き手として派遣され、地域の担い手を確保のためにつくられた制度です。

全国的にも設立の動きが進んでいるようです。

私の場合、奥出雲町役場へ就職の相談に行ったときに、この組合であれば様々な業種で働くことができ、町内の方と関係作りができると思ったのでぜひ働いてみたいということで応募しました。

\\正規職員募集//奥出雲町特定地域づくり事業協同組合職員募集! | 奥出雲町定住支援サイト Deep Town Okuizumo (deep-town-okuizumo.jp)

 

【派遣先の農業公社での仕事はどうですか?】

 

仕事は牛舎の掃除、牛のエサやりなどを行っています。

今までの仕事と全く違う分野であり、慣れるまでは大変でしたけど今はとてもやりがいを感じています。

屋外での作業なので暑くて体力が必要ですが、牛の世話はとても楽しいです。

残業もなく、完全週休二日制で家族と過ごす時間が増えたので現状とても満足しています!

 

【奥出雲町での生活はどうですか?】

 

買い物などどこへ行くのも車が必要で、都会と比べると不便だと感じることはあります。

ただ、やはり自然に囲まれた中での生活はとても落ち着き、良いなあと感じています。

町で子どもとすれ違うと必ず「おはようございます」「こんにちは」と挨拶してくれることにびっくりしました。

都会では考えられないことでした。

子育てにもとても良い環境だと思います。

子どもがクワガタを取ったり川で遊んだり自然に触れる機会が増え、こちらに来てから嫌いだった野菜も食べるようになって環境が本当に良いんだと思います。

 

【奥出雲町での好きなスポットはありますか?】

 

鬼の舌震です。家族で夏祭りが開催されている時に行きましたが、とても景色がきれいで好きなスポットです。

 

 

【今後の目標などはありますか?】

 

いろんな人とのつながりを持って行けたらと思っております。

子どもの保育園でも保護者委員を務めたり今後もヨコのつながりを大切にしていきたいと思います。

 

 

UPDATE 2022.08.31

石原 聡志さん

取材:山田 菜摘

今回は石原聡志さんにお話をお伺いしました。奥出雲町特定地域づくり事業協同協同組合では今までの職と全く違う分野である畜産に携わっておられてとても大変だとは思いますが、汗を流す姿はとても輝いておられました。町内の様々な方々と関係が広がっていくといいですね!